Sync.comとかいう
いやほんとたまたまなんですが、前記事のRICOHのImage Syncとはなんの関係もないSync.comっていうカナダの会社です。データストレージクラウドっていうやつですね。
うちの営業さんはいつもスマホの中にある大量の画像と動画に苦しめられていてもっと手軽に整理したいとそうおっしゃっておられるんですね、はい。どこから仕入れてきたのか、唐突に「NAS」とか無理なんですか?みたいな。しかもそれなんで知ったん?と聞くと、残置物のお仕事の時にその部屋にパッケージが残っててそれで知ったと。仕事柄というにはあまりにも斬新な入り口です。
調べてみてもなんか違うっていうかそれうちに要るん?という感じでしたが、我が社の貴重な営業さんを苦しめたままにするのも忍びなく(?)、さらに深掘りしてみるとクラウドで便利そう且つセキュリティもイケてるサービスがあるじゃないかと。
ここはいわゆる Zero-Knowledge Securityでサービスを提供していて、簡単にいうと「中身を見ないでストレージします」と。転送中も保存時も何も内容には関知しません、という感じです。その上で暗号化してデータを移動してくれるので安全性も高いと。「私たち(クラウド業者)も何が入ってるかわかりません。でも守ります。」っていうちょっと変わった信頼のかたちですけど、時代に適合してますよね。最近はこういうことも俎上に上がってきましたが、サービサーが見放題っていうのフツーでしたからね。漏洩するしで。なんでクラウドっていうのは距離置いてたんですが。
これを使うと営業さんがどのデバイスからもカメラで撮った先からストレージされて共有できるので物件資料作成には至極便利です。変なもの撮るとそれもストレージされますがそこはまあアレです自己責任ってやつですね(笑)。
バックヤードとしても高機密性の文書をリンクでお客さんに渡したり預かったりできるサービスなので、お互いメリットあるということでまあやってみるかという感じで絶賛試用中です。ちょっと遅いかなぁと思うんですが、全ファイル暗号化だとこんなんなのかなと。うちはそこまで大量のデータを扱うような規模じゃないので多分大丈夫です。
不動産業という職業上データの取り扱いは特に慎重になるべき業界なのでクラウドのいいとこわるいとこ両方考えながら物理的メモリも併用しながらセキュリティを守っていきたいと思っております。
↩️ TOPに戻る