サーモスタット水栓

サーモスタット水栓ってご存知ですか?自分は知りませんでした。お風呂で使われる水栓で、簡単に言うとお湯とお水を混ぜて出す水栓のようです。
 
こんなやつです。
こんなやつです。
そういえば自宅もこれだなぁと思い出しました。熱いお湯を水と混ぜるのでお湯がすごく熱くないとだめなんですよね。50度とかに設定してくださいと言われて最初はそんなの火傷するやろ!と思って40度くらいにしたらやたらぬるくて、そこでようやく仕組みが分かって50度にした記憶が蘇りました。
 
これがなかなかの優れもののようで中にある「バネ」で温度を調整できるそうなのです。温度による膨張収縮を利用して設定されたにキープするようです。
 
いいものマガジンウェブ さんより引用させていただきました。分かりやすい図ですね。
 
神戸市中央区のオーナーさんの保有する物件の入居者さんからこのサーモスタット水栓からポタポタ水漏れが止まらないということをお伺いして様子を見に行ってきました。この水栓自体は10年くらいの耐用年数が設定されているようなのですが、内部パーツが5年くらいで劣化するようでそのために不具合が発生するとのことです。
 
劣化しているパーツによってはパーツ自体の価格が高いこともあるそうで新品取替を勧められることもあるとかないとかで、こちらとしては慎重に調べて業者さんに依頼しました。オーナーさん目線で見るとパーツもテキトーには依頼できません。
 
何か不具合があってそれが自分たちでは修理できない時でもその都度そのパーツの仕組みをよく理解しておくことは、次に同様の問題が起きた時のリアクションがより早くなるので積極的に知識を取り入れるようにしています。今はwebで調べられる範囲が広いので助かります。ただ一度に得られる知識が膨大すぎて溺れそうになります。必要な部分だけ絞り切れる能力というのがこれまでより要求される世の中なんでしょうね。
 
今回は営業さん御用達の「すいどうワーカーさん」を見る必要はなかったようです…。
 
 
 
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